■巨大な蛇はベビーシッター
でかいです。だって全長4.5mのパイソンなんですよ?というわけで中国からのニュース。巨大な蛇が子供のお守りをしていると話題です。
さて、写真の少年は広東省、ドングァン市に住むリウ君。13歳になります。ニシキヘビ君(名前はわかりません)が彼らの家で卵から生まれて6年後、彼が生まれました。物心がついたときからずっと一緒に暮らしてきた訳ですね。父親のチャンさんはこうコメント。
「私はパイソンを世界で最も美しい生き物だと考えているんだ。息子が生まれたとき、どうなるか興味を持って見ていたんだよ。」
ところがリウ君はおびえるどころかパイソンに自分から喜んで寄り添っていくのでした。夏の暑い日などはひんやりしたパイソンの体をクーラー代わりにしているというのですね。
「しばらくたってパイソンが息子を傷つけないと確信できたので、我々は2人を一緒にしておくことにしたんだ。あんまり仲がいいので、離れられないんだよ。」
■子供の警備にはぴったり
結果、両親はパイソンを息子の遊び相手でもあり、彼を守るベビーシッターとしても期待するようになったということです。どうやらパイソンの方も、リウ君が一人のときは周囲に気を配っているというのですね。
「息子を誘拐しようとする奴らが、彼女(パイソン)と戦うつもりがあるとは思えませんしね。」とチャンさん。
確かに、体長4.5m、体重220ポンド(約100キロ!)もの巨大な蛇がいたらとりあえず逃げるよね!普通は!
「彼女は私たちにもすごく気を使っていて、巻き付いてきてもあまりきつくならないよう自分から注意してるんだ。人々がもっと動物っていうものを理解すれば、お互い優しくやっていけると思うんだよね。」とチャンさんは最後にコメントしました。
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