これは夢か幻か、それとも単なるCGの技術なのか。世界初の自走式ドラゴンが完成したという。当然生き物ではなくロボットではあるが、本物さながらの10メートル近い炎をはくことができるのだという。
あの空想上の生き物が目の前に実際にいるかのようなこのドラゴンは世界最大のロボットとしてギネス記録登録される。さて実際の動きをご覧いただきたいと思う。
全長15メートル・重量11トン!文句なしの世界記録をたたき出した自走式ドラゴン。まるでSF映画で使われるような特撮映像のようなドラゴンだが、どのような仕組みで動いているのかはメイキング映像をみてみれば良く判る。元々はドイツの祭りで行われる劇「ドラゴンクエスト」で使われたドラゴンですが、さすがにここまでのクオリティを見せつけられれば、ギネスも黙ってはいないということだ。
―歩くスピードはちょっと遅い
誰もが見てもかっこいいドラゴンではあるが、映像を見ていただくとわかる通りちょっぴりのろま。いやいや機械なんだからしょうがないでしょうと思うのかもしれませんが、見た目のごついイメージから推測するに恐ろしいほど機敏な動きを見せると思っていた人にはちょっぴり残念なのかもしれない。しかも、あまりの遅さに映像も5倍速にしてしまうという始末。
しかし逆に考えれば比類なき重量感はこの手の機械マニアにとってこの上ない「萌え要素」であることは間違いない。
今後はスピードアップとともに、欲を言えば空を自ら空に舞い上がり背中に乗って、ヨーロッパのお城めぐりをしてみたい。
[秒刊SUNDAY]
モスラも?
日本でも負けじとメカゴジラ開発してくれ