言うまでもないことだが、病気の早期発見は非常に大事。発見が早いか遅れるかで、場合によっては生死に関わってくる。そのため、人間ドッグなどで、定期的に自分の健康状態を検査している人も多いだろう。
そんな病気の発見に関して、画期的な研究結果が発表された。なんと、人間が放つ匂いによって、病気を判別できるというのだ。
・免疫システムに注目!
研究を行ったのは、スウェーデン、カロリンスカ研究所の研究者たち。彼らが注目したのは、人間の免疫システムだ。
病気にかかると、誰でも体内の免疫システムが働くことになる。そして、その免疫システムが数時間フル回転状態になると、バクテリアが放出される。結果、人の体から匂いが発生。カロリンスカ研究所の研究者たちは、その匂いによって、どんな病気にかかっているのかが分かるという。
・人間の嗅覚で実験
研究チームが行った実験は、以下の通り。まず研究チームは、8人の健康な被験者を研究所に集めた。そして、8人のうち何人かには免疫反応を高めるリポ多糖類を、また何人かには反応を起こさない生理食塩水を注射。被験者は、そのまま汗が吸い込みやすいきつめの Tシャツを着て、4時間ほど待機。
4時間が経ち、たっぷり汗がしみ込んだ Tシャツ。それを、また別の40人のグループが自分の鼻で匂い、違いをジャッジした。
すると、40人のグループは、リポ多糖類を注射したグループ、すなわち免疫反応が高まったグループの Tシャツの方が、きつくて不快な匂いがすると判定したのだ。
・匂いとの関連が分かっている病気も
ちなみに、現在判明している関係性だと、リンパ節が結核性の炎症を起こしている人は、腐りかけのビールの匂いが、糖尿病を患っている人は、吐く息がアセトンの匂いがするとのこと。
とにかく、今回の実験結果が、多くの人の病気発見に役立てられることを願うばかりだ。
[ロケットニュース]
http://rocketnews24.com/2014/01/31/408973/
お前が馬鹿↓
いい大人社会に権力で正当化する人間ほど、バカじゃん!!