90年代前半、25歳を過ぎて独身でいる女性を、「クリスマスケーキ」に例えるブラックジョークがあった。1990年当時の「人口動態統計」によれば、女性の平均初婚年齢は25.5歳。うまいこという。
その後、晩婚化が進み平均初婚年齢は2012年に29.2歳となり、東京に限ると30.3歳にまで伸びた。

「周囲の友だちも独身ばかりで、彼がいない子も多い。結婚に関して、まったく焦りを感じないんです」とは、IT企業に勤めるエリさん（28才）。アラサーは働き盛りに遊び盛り。収入もちょっぴり上がって、三種の自分磨きといわれる「ネイル、エステ、海外旅行」にハマるお年頃でもある。

「30歳からぼちぼち婚活して35歳で結婚、40歳で出産するのが理想です。共働きはキツそうなので、40歳で会社を辞めて家庭に入りたい。で、この話をしたらアラフォー独女の上司から『考えが甘いわよ』と笑われました。そんなに無謀なことですか？」とエリさん。

同窓会で再会した元彼と38歳で結婚、40歳で出産を果たした悦子さん（40歳）は、「出産のことを考えるなら、結婚は早い方がいい」と話す。

「私は子どもが欲しかったので、35歳から婦人科健診を受けていました。結婚できるか否かという話と妊孕力は別モノ。夫が原因の不妊もあります。40歳を過ぎてから不妊に気づいた場合、年齢的な理由で妊娠をあきらめざるを得ないことも」

卵子は年齢とともに老化する。だいたい閉経の10年前が妊娠の限界だといわれていて、40歳での妊娠は、人によっては厳しいケースも。子宮のコンディションに人生を振り回される必要はないが、子どもを持ちたいのなら頭に入れておきたい。

[ネタりか]
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140617-00010000-dokujoa