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詐欺師が明かす「持続化給付金」を不正受給する方法 悪質手口がバラされるw

2020/05/29

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「いままでいろんな違法ビジネスに手を染めてきましたが、これほどラクに500万円が手に入りそうなことはないです」

そう得意そうに笑うのは、ネットワークビジネスや仮想通貨詐欺、闇金まがいの資金調達まで、数々の裏の仕事を手がけてきたという40代男性・N氏だ。

新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた国民への経済支援が急がれるいま、火事場泥棒のごとくそれらの支援策を食い物にする人間が現れ始めている。

中小企業や個人事業主を対象に創設された『持続化給付金』を違法に詐取するN氏も、そうした人間の一人だ。

経済産業省が創設した『持続化給付金』。受給資格は、売り上げが前年同月比で50%以上減少している月がある事業者で、中小企業には最大200万円、個人事業主には最大100万円が支給される。

政府は、130万件の支給を想定し、2兆3000億円を予算として計上している。

だが、N氏のビジネスが新型コロナウイルスにより大きな打撃を受けたわけではない。当然、前年同月比で売り上げが50%以上減少した月もない。

それなのに、最大支給額の100万円や200万円どころか500万円が手に入るとは、どういうわけなのか。N氏がその手口を明かす。

「持続化給付金の給付額の算定方法はすごく単純。前年同月比でもっとも落ち込んだ月の売り上げに12をかけて、昨年の売上総額から引けばいいんです。

申請には昨年の確定申告書や法人事業概況説明書などの書類の控えを提出しなければいけないですが、今年の売り上げに関しては自己申告でいい。

つまり今年の帳簿上で、ある月の売り上げを前後の月に分散させて前年同月の半分以下にすれば、給付金が受け取れます。

自分は会社を2社持っていますが、どちらも節税目的のペーパーカンパニーなので昨年の売り上げはほぼなかった。そこで、税務署に修正申告書を提出して200万円ほどの売り上げを粉飾しました。

同時に経費も200万円分付けたので、利益はゼロで法人税もゼロ。

この方法でペーパーカンパニー2社+自分の個人名(個人事業主として)で3件、計500万円分の給付金を申請したわけです。税務署への修正申告と合わせても、3件で1時間もあれば申請できます」

架空の数字を申告することにリスクは感じないのか。

「持続化給付金は経産省が急ぎに急いで新設したザル制度。国税庁とは違い申告内容の裏取りすらされません。そもそも、経産省と、国税庁を管轄する財務省は仲が悪いので、連携も取れていない。リスクを感じることなんてないですよ」

一方でN氏は、「自分なんて控えめなほうですよ」と言い放つ。

「ネットワークビジネスを手掛けてる連中は、節税のためにペーパーカンパニーを3~4社持ってることもザラ。8社分、計1600万円の申請をした仲間もいます。

自分の知り合いだけで、もう200件は申請されています。生活に困ってるヤツなんて一人もいませんが、カネくれるっていうなら、そりゃもらいますよ(笑)」

これらの犯罪に対応する手立てはないのか。詐欺事情に詳しい『わたなべ法律会計事務所』の加藤博太郎弁護士はこう解説する。

「給付金の不正受給は詐欺罪に該当しますが、持続化給付金に関して詐欺罪を立証することは難しいでしょう。

今年の売り上げを低く見せるために計上日を前後させたとしても、詐欺を目的にしたものかどうかを判断することは困難だからです。

130万件に上る申請書類をくまなく精査することもほぼ不可能。また、税金の過少申告は罪に問われますが、小規模の過大申告は事件化できないでしょう」

5月7日時点で持続化給付金の申請件数は50万件を超えており、すでに予算の3分の1が消化されたと言われている。そのうち、いったいどれだけが不正申請によるものなのか―。

国には、簡単に不正申請できてしまう現在の制度を是正するとともに、N氏のような不正受給者を厳格に取り締まる責任がある。

5月15日発売の『FRIDAY』最新号では、N氏が実際に税務署に提出した申告書の写真とともに、その手口を詳報している。

[via:FRIDAY]
https://friday.kodansha.ne.jp/sn/u/event/111530

ネットの反応

・どんな制度でも悪用する人がいるのは避けられませんね。

・悪知恵の発達してる方の前ではどんな制度も突破される。

・こうゆう奴のせいで本当に必要な所への給付が遅れている。

・阿保でも考えられる事、何故に前年度の修正申告認めるのか?其れがOKなら幾らでも不正できる。

・「早く金を出せ」とテレビで繰り返すコメンテーターがいますが、これを読んでどう思うのでしょうか?

・現在、審査が遅れているのは詐欺が横行しているからだそうです。

・個人及び形だけの一人社長の法人として不正に申請してる輩は数え切れないでしょう!

・こういう詐欺も居るけどまず配って後からしょっ引くんじゃ無かったっけ?

・持続化給付金の審査をしているのは中小企業庁から委託を受けた電通絡みの民間企業。その委託費がなんと760億円。1件5万の手数料だとか!これだけの金を受け取ってるのだから、ちゃんと審査をしてほしいものですね。

・確定申告の期日以降に、急いで修正申告してる人達の事を税務署は既に怪しいとみなしてますよ。

・助成金目当てだとチェックしてると思います。

・急に今までしていなかった確定申告してる人達も一緒。

・コロナ収束後に冷静になった税務署が大規模税務調査を実行すれば、不正請求企業及び個人に容易にたどり着ける。と、期待。

・いつ来るかもわからない捜査にビクビクしながら待っているのは割りに合わないと思うけど。

・真面目一辺倒にやって来たアナログ世代はパソコンを自在に使いこなし制度に精通しているデジタル世代に勝てない。結局、損をするのは使いこなせない方々。

・個人事業者です。自力で売上を上げ、申請対象外です。努力もしないで、お客さんが減ってどうのこうの言い訳するような駄目な商売人は廃業すればいいと思う。自分もお金貰いたいとは思うが、インチキして貰えないし、正直なところ、お金を借りて仕入して売上を上げたが、相当の支払が待ってます。

・自分も個人事業だが、今現在申請しようと思えばいくらでも出来る。が、そんなわかりやすい事をすれば税務調査の対象になる。秋以降に仕事が無くなる予定なので、その時に申請しようと思っている。

・こういう話しを喧伝すると税務署が動き出す可能性はあるが、そもそも持続化給付金は、社会全体にお金を出して経済を回して行こうという「ばら撒き」な訳で、申告の部分でルール違反が無ければ、実際には摘発までは難しいのでは。

・四苦八苦しながら申請しました。自分は現金商売の個人宅への訪問型ハウスクリーニングサービスです。新規はおろか固定のお客様からでさえキャンセルの連絡が入ります。売り上げはほぼゼロになりました。

給付金マイページが「確認中」となり、通知が行くまで待つようにと表示されました。支給の可不可もわからず、じっと待つしかないのだということです。

担当さんは必死にやっていると思うのですが、当方も固定費だけは順調に引き落とされていくので手当たり次第に現金をかき集めて口座に入れています。

早めに申請したのですが、今や打つ手が尽きるのが怖い。チキンレースです。何とかならないのだろうか、少なくとももう少し進捗状況がつかめるようにならないのかと思います。

・ペーパー法人等を利用して1,000万円以上を詐取しても、法人税違反にはならないため、国税庁は自分から動くことはない。ある程度の不正は織り込み済み、世間が騒げば動かざるを得ないかもしれない。不正に対する対応をしっかり行ってほしい。

・うちも自営業なので、売上移動させて受け取るという裏技が周りから耳に入ってきますw

でも何よりも驚くのが無利子無担保の特別貸付です。現在特に必要じゃないけど「とりあえず借りとけ」と自営仲間の間で持ち切り。

借付の使途には適当に「備品の買替えや人件費など書けば簡単に貸してくれる」というのです。そして、頃合いをみて現在の負債の返済を繰上げに流用。早くそのお金で返せば利子分がお得になるからというものです。

中には車のローン(会社名義だけど自家用)だけでなく、家のローンまで。一気に返すとひっかかるので、少しずつ割増して返済して当初の半分以下の年数で終わらせるだけでもかなりの減額。

知人は、本来なら借入れで進めるはずだった事業拡大に流用する予定で3000万すでに借り入れました。夫は事業とはそういうものだと言いますが私は腑に落ちません。

・私の周りにも既にもらった人もいれば、今月ちょいちょいと収入いじってお金受け取ろうとして車買ってる奴が何人もいる。税金払ってるんだから国からもらえるものは貰っておかないとと言いながら。ちょっと違うだろうと思う。

・税理士事務所のものですが、こんな誰でも思いつようなことしたらすぐばれますよ。まず昨年の売上を修正→こちらが売上を上げるということは、自分の取引先も同様に(経費として処理とか)しないと辻褄があわない。

さらに資料せん(知らないと思いますが、税務署の協力に毎年、取引先との取引金額を記載して提出します)というものがあるので、自分だけの申告書を修正しても辻褄が合わなくなりバレます。

なのでこの記事に書かれていることは所詮素人が考えた方法なので、すぐボロが出ますよ。税法を理解したうえで、解釈の違いや法の抜け道をさがしてやるプロの脱税とはレベルが違いすぎます。

なのでこんな記事につられて修正申告だそうとしてる人は考えたほうがいいですよ

・詐欺師はあの手この手で話を持ちかけてくる。とにかく、お金に関わることは、自分以外信用しないことだ。

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