解放されたフリージャーナリストの安田純平さんは、ことし7月にインターネット上に投稿された映像の中で、「私の名前はウマルです。韓国人です」などと話し、その理由が何なのかさまざまな臆測を呼んでいました。
これについて安田さんは、トルコから日本に向かう機内で
「拘束中に、事情があってイスラム教に改宗しなければならず、そこで自分で『ウマル』というのを選んでいた。彼らが設定したルールに従って言った」
と説明し、イスラム教に改宗した際に選んだ名前だったと明らかにしました。そして「韓国人です」と話した理由についても、
「日本人であることとか、私の実名を言うと、ほかの囚人がきいて、もし彼らが解放された場合、私の監禁場所を知っているので、例えば日本側に通報するとか、ほかの組織に通報するとかしたら、ばれてしまう。
だから、実名を言うとか、日本人とか言うのは禁止されていたんです」
と語りました。
つまり監禁場所が外部に漏れないよう、拘束されている人たちはいずれも実名や国籍を言ってはならないルールが徹底されていたということです。
[via:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011684931000.html]
機内でのインタビュー
「あたかも日本政府が何か動いて解放されたかのように思われるのは避けたかった」
トルコ南部からイスタンブールに向かう飛行機の機内でNHKの取材に応じました。その主なやり取りです。
ー安田さん体調は大丈夫ですか?
大丈夫です。
ー安田さん24日はこのまま日本に戻られるんでしょうか?
そうですね。
ーイスタンブールから?
ちょっと私が手配できなかったので、それについてはお任せ状態で。
ー今、体調のほうは大丈夫ですか?
大丈夫です。大変お騒がせして申し訳ないと思っています。体調は大丈夫です。
ー解放された今の心境は
非常にうれしいです。3年間、全く自分自身、前に進んでいないので、世の中がどうなっているか全く分からない状態です。これからどうなるか、どうしていこうか、全く分からない状況で、その辺の心配はあるんですけども。
ー非常に苦しかったですか?
それは地獄ですよ。身体的なものもありますけども、精神的なものも、きょうも帰されないと考えるだけで、日々だんだんと自分をコントロールできなくなってくる。
監禁されている独房の中にいるという状況が当たり前の生活のように感じ始めていて、そのことに驚いて、そのことを感じること自体、非常につらいというか。
ー奥様とはすでにご連絡は取られたんですか?
いや、トルコ側の施設の中で電話などの使用は禁止されていたので全く誰とも話はしていないんで。
ーこれからイスタンブールで乗り継がれて帰国という?
全く分からないですね。
ー解放された瞬間というのはどんな?
荷物をすべて奪われたので、そのことがとにかく頭にきている。3年、40か月全く仕事も何もできなかったうえに、すべての資産であるカメラであったり仕事のための道具それまで奪われたというか、そこまでするかという。解放の瞬間はまずそれですね。
ー解放のときはどういう状態だったんですか?どなたが助けに来られたんですか?
助けではなくて、彼ら自身が車で国境まで運んできて、それでトルコ側が受け取って、そのまま23日入っていた施設に入れられたんですけど。
ーその時の気持ちとしてはどうでしたか。ほっとしたとか?
いや、とにかく荷物がないことに腹が立って、ということと、トルコ政府側に引き渡されるとすぐに日本大使館に引き渡されると。
そうなると、あたかも日本政府が何か動いて解放されたかのように思う人がおそらくいるんじゃないかと。それだけは避けたかったので、ああいう形の解放のされ方というのは望まない解放のされ方だったということがありまして。
ー空爆とか激しい3年間だったと思うんですけど、その間、どのように過ごされていたのか。逃げ回っていたのか。
いや、監禁されていたのはイドリブというところで、空爆されているのはおそらくヌスラぐらいで、空爆の音は結構きましたけど、戦闘機が飛んでいる音も聞こえましたけど。
ー3年間ずっとイドリブ?
おそらくそうですね。
ーじゃあほとんど動いていない?
時々イドリブの中を転々と、動いてる状況です。
ー日本に帰って伝えたいことはありますか?
伝えたいこと?40か月ほとんど何もできない状態で、新しいものが何もない状態ですね、ずっとこの過去を振り返るような状態みたいなんですけど、そうなると、おそらく皆さんは充実した人生を送ってらっしゃると思うんですけど、何もできない状態になると、なんでもっといろんな事しなかったんだろうとか、なんでもっと力を入れてやらなかったんだろうとか、そういう、やれたはずなのにやらなかったという事をものすごく後悔して、やれる時に何かをやれる時にそのこと自体を大事にしたいなと自分でも思いますし、少しでも心当たりがある方は、何もできなくなった時が本当につらいので、できるときにもうちょっとなんかやってみるといいんじゃないかと。
[via:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181025/k10011684821000.html]
ネットの反応
・じゃあなんで日本語で話したんだよw
・うそくせー
・苦し過ぎる言い訳だよね
・アクロバティックすぎだろw
・じゃあそもそも何人か自体を言う必要がなくない?
・顔だして日本語喋ってるのに意味分からんな
・何言ってるか理解できる人いる? 翻訳して
・マスコミの擁護がすごいな。
・テロリストに拉致された人を叩くとかできないよ
・そもそも安田よりテロリスト叩かないとテロとの戦いにならないしw
・監禁されてる者同士で国籍の話をしてはならないというルールはあったとして別に救助要請の映像撮るときに韓国人ですという理由になって無くね?
・これは99%ウソだな。身代金要求動画で本名と国籍を偽るなんてテロ組織にとってもデメリットしかない。
・メッセージで本当のこと言わないとテロリスト達は身代金とりようがないじゃないか
・英語のニュースでも日本人の安田純平って流れてるだろ 誰が騙されるんだよ
>ネトウヨが騙されてるやんw
・本名をばらすとアジトがばれる
~A地区にて~
ヤスダ「わしはウマルや!」
他の囚人「へー、あいつウマルって言うんだ」
~他の囚人が解放される~
他の囚人「ウマルならA地区におったで!」
警察「A地区に乗り込むぞ!」
テロリスト「しまった!本名ばらすんじゃなかった~」
こういうことだ
・何を言おうが、あの気持ち悪い千羽鶴で全部バレバレだから
・ネトウヨは帰国後、昨今流行の喪服のような服を着ての謝罪会見を求めるだろうが一切応じてはいけない
安田さんは謝るようなことは一つもしてない。ジャーナリストの矜持をもって堂々と帰国してほしい
>無理矢理出国。拘束をされて多くの人の手を患わせたことに関しては謝罪をしろよ
・何も観光に行ったわけではない ジャーナリズムを守るために赴いたのだ 安全地帯でぬくぬくしてる奴に非難する資格なし
・日本政府はジャーナリストを守ってくれない
・もし、日本政府がカタール政府に代行を依頼したとしたのならば、どうするんだろうその発言。
・好意的に解釈すれば、発言の意味は二通りあるように思うんだが、どっちかな
1.日本政府に助けてもらったんじゃない
2.日本政府に助けてもらったことが知れると、今後、他の日本人ジャーナリストに危害が及ぶ恐れがあるから それだけは避けたかった
・わけわからんな。解放されるなら何だっていいじゃない。