バレていないと思っていたのに、妻は夫の浮気に気付いていた……という話は珍しくありません。
不倫男が泣いたという本妻からの“悲痛の叫びLINE”を、魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきがご紹介します。
1:「生理が止まっちゃった…」
「浮気して半年経ったころ、妻から仕事中にいきなりLINEが届いたんです。そこには、『もうそろそろいいでしょ?』と書かれていました。
最初は何の話か分からなかったのですが、続いて『もうね、耐えられない。火遊びだと思って我慢して、何か月も見守ってきたけど、私ついに生理が止まっちゃったの……。精神的なものだと思う。だからもう、勘弁してください』と。
そこで僕は、浮気の話だと察しました。これまでと変わらず優しく接してくれていた妻が、実は僕の浮気に気づいていて、すごく悩んでいたことを知り、愕然としました。
妻は不満があっても溜め込む性格なので、身体に不調が出るまで我慢していたんだ……と、男として情けなくなり、速攻で浮気相手と別れました」(42歳男性/映像制作)
我慢を重ねているうちに、身体に不調をきたすことも。そこまで追い詰めていることに、この段階まで気づかないのは残念ですが、これを機に改心してくれたようで、ひと安心です。
2:「身を引こうと思うの」
「僕は自分で言うのもなんですが、どちらかというと亭主関白なタイプだと思います。
なのでこれまで、妻にはそんなに優しくしてこなかったし、浮気もバンバンしてました。でも、妻にはバレない自信があったんですよ。
ところが、ある日、いつものように浮気相手の家にいたら、『あのね、考えたんだけど……。私、身を引こうと思うの。あなたは、別の女性と幸せになって』と妻からLINEが届きました。
知られているなんて思っていなかったので、びっくり仰天。急いで家に帰って、妻になんとか考え直すよう説得。
妻は専業主婦だし、離婚となれば生活も不安だろうから、たとえバレても離婚はないだろうと、タカをくくっていた僕がバカでしたね。
何年もの間、ずっと悩んでいたそうで『もう限界だから別れたい。お金もいらない』と言われたときには、自分の愚かさに本気で泣きました……。もちろんそれ以来、一切浮気はしていません」(46歳男性/経営)
「妻は専業主婦だから、何をしても離婚とは言い出さないだろう」と、タカをくくっている男性がいるのはたしか。「お金も何もいらないから、離れたい」と言われれば、さすがに改心するようです。
3:「黙っていたんだけど、お義母さん病気なんだよ…」
「勤務先の女性と不倫を続けていた僕に、妻から突然、『もう、不倫をやめて』とLINEが届きました。
怪しいと思われているんだろうなとは、思っていたので『ついに来たか』って感じだったんですが……。次に届いた文章を見て、さすがに凍りました。
そこには『黙っているように言われたから言ってなかったけど、お義母さん、病気なんだよ。不倫なんてしてないで、もっと実家に帰ってあげて』と。
まさかそんなことになっているとは……。大事な家族が大変なときに、僕は何をしていたんだろうと、本気で情けなかったです。
浮気なんかしていたバチが当たったのかもしれないと思いました。もちろん、すぐに不倫はやめました」(44歳男性/IT)
ヘラヘラと不倫をしているうちに、家族に問題が起きていたとなれば、自分の愚かさに気付くでしょう。本妻が意を決して、夫に事実を伝えたことが、目を覚ますキッカケとなったようです。
浮気をしている男性たちの中には、「バレていないはず」と思っている人も少なくありません。しかし妻は、夫の些細な変化も見逃さないもの。
「そろそろクギを刺さないと」というタイミングで、夫がドキッとするようなLINEをする妻もいるようです。
[via:ananweb]
http://news.livedoor.com/article/detail/16139443/