先日、講演会後の懇親会で、管理職が20代の社員たちの日本語能力に悩まされているという話で盛り上がった。
「9時スタートの研修会なのに1分前にドサドサと入ってきて、5分、10分の遅刻は当たり前。なので『9時10分前には集合するように』と言ったら、キョトンとした顔をされてしまって。
ま、まさかと思いつつ『8時50分に来るのよ』と念押ししたんです。そしたら、『あ、そういうこと』って。もう、わけが分かりません」
こんな“珍事件”に面食らった上司たちの嘆きが、「これでもか!」というくらい飛び出したのである。
確かに、私自身、店で領収書をもらおうとしたときに、「???」という事態に何度か出くわしたことがある。
【ケース1】
河合「領収書をお願いします」
店員「宛名はどうしますか?」
河合「上、でいいです」
店員「うえで、ですね!」←自信満々感満載
河合「……は、はい」
するとなんとその店員は宛名の部分に「上出」と書いた。
【ケース2】
河合「領収証お願いします」
店員「宛名はどうしたらいいですか?」←必死で丁寧に振る舞っている
河合「カタカナで、カワイ、でお願いします」
店員「カワイですね」←自信満々!
河合「(失笑)」
……どちらも20代。ケース1は「上様」を知らず、ケース2は普通は「カワイ、様ですね」とか「カワイ、様でございますね」となるのに、いきなりの呼び捨て。笑ってしまった。
まぁ、これらは日本語の問題というより、常識の問題。つまり、こういう対応が気になるようになった私が年を食っただけのことだ。
●若者の国語力が下がっている
一方、上司たちの「言葉が通じない」嘆きは日常の業務にかかわること。たとえ一つひとつはささいなことでも日々繰り返されるとストレスになる。
というわけで今回は「言葉が通じないワケ」についてあれこれ考えてみようと思う。
まずは冒頭の懇親会で聞いた“珍事件”から。
「部下に『そのタスクは結構、骨が折れるから覚悟しておけよ』って言ったら、『え? 肉体労働なんですか?』って返された。どうやら骨が折れるを骨折と間違えたようだ」
「社長に褒められた部下に、『現状に胡座(あぐら)をかいてると、後輩に追い越されるぞ!』って活を入れたらキョトンとされた。あぐらをかいて座ることだと思ったみたいです」
「送られてきたメールが一切改行されてないので『読みづらいから、項目ごとに改行しろ』と言ったら、『改行って何ですか?』と言われてあぜんとした」
「営業先で『お手やわらかにお願いしますよ』と言われ、会社に帰る途中で『あの人、やわらかいんですね。どうしたらやわらかくなるんですか?』と真顔で聞かれた」
「高齢のお客さんに取扱書の内容を説明するのに読み上げるだけだったので、分かりやすく自分の言葉で説明してあげてと伝えたが全く改善されず。理由を問いただしたら、取扱書の文章を理解できていなかった」
「分からない語彙があったらその都度辞書で調べるようにと、辞書を渡したら、引き方が分からないみたいで、異常に時間がかかった」
「英語で書かれた仕様書を翻訳させようとしたら、英和辞典に書かれている日本語の意味が分からないと突き返された」
「業務報告書を手書きで書かせているのだが、漢字の間違いが多すぎる。混乱を困乱。特にを得に。性格を生格……」
「消費税が2%上がるという、2%を理解させるのが大変だった」
……ふむ。どれもこれも嘘のようなホントの話。もちろん20代でも、日本語を巧みに使い、理解度も高く、文章力がある社員もいる。だが、上司たちは「日本語の能力が低下してる」と日々感じているのだという。
※以下、全文はソースで。
[via:日経ビジネス]
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191120-60690903-business-soci
ネットの反応
・面接担当者が無能。
・そんな事も理解出来ないアホの極みみたいなのが居るのか?
・事例が本当か嘘か知らないがほとんどコントの世界だなw
・これ理解できないとか池沼だろ
・流石にこれ大卒ではないだろ
>云々が読めない大卒の総理大臣さまがいたのを忘れたか?
・まあ政府の方針も脱日本語になっていくみたいだからいいんじゃね?
・ここまで酷い人は見た事無いけど、語学力が落ちてるな、とは感じる。
・日本語の能力の問題じゃねえな こいつが日本語わかってない
・日本語の話じゃなくて慣用表現の話だろ
・これ、文脈とかイントネーションとか話の間によって解釈が変わるから言った方も悪い
9時(の)10分前
9時10分(の)前
のどちらか相手にちゃんと伝わらなかったんだろ
・ニュアンスは国語では習わん
・常識を教えないクソ親が悪いんだよ
・習ってないから知らない、教えなかったやつが悪いという言い訳は義務教育までしか通用しない
・通じるからと言葉を省略する労害の悪い癖 9時開始の10分前に来てくれ、とでも言えよ、無能
・始まる10分前って言ったほうがわかりやすいんじゃないか
・留学生にどうして午前中って言うのに午後中って言わないのかと聞かれました
>午後の次がないからでは?
>午前にかかる「中」の大意は「~の内に」って意味だろ
>午前が終わるまでに:午前中
午後が終わるまでに:今日中
言語は数学のようなルールじゃない
>お前どこ中だよ?あーん?って言えば?
・新人がエモいって言っても上司には通じてなかったな
・日本語の難しいところは使う方にも教養を求められることだ
・誤用が定着して、そっちが常識になる
・~でいいですとか言っちゃう奴が説教かよ
・こんなの形は違えど昔からある話じゃん。文句言ってる奴らが若者だった時も同じこと言われてたんだろ?
・ちゃんと10分の賃金払えよな、ブラック社会
>働き方改革の今の視点でいうとそれだな
・職場でこういう日本語マウントを取るってのももう昭和の文化だよね
・外国人とか平気でいっぱいいるから日本語わかってくれるだけで有難い。英語で伝えるの難しい。
・対日本人なら問題ないだろ?理解できないほうがイカれてる
・というか慣用的な言い方で何でも伝わってた時代に甘えてたジジババが悪いんだよね
・日本語はマウンティング言語だからな経済社会では無駄が多く合理的じゃないね
・今どき「上」なんて宛名を書かせるのがおかしいだろ
>上様なんて時代劇以外使うかよ
>昔から遠山の金さんみたいだと思ってた。
>上様はNG食らうのでちゃんと氏名や法人名を書くのが普通
>だな。上様って書かせるほうが、会計処理上、時代遅れ
・俺「領収書ください。上様、品代で。」
ゆとり↓
>世は戦国か!
>死なないで!(´;ω;`)
>アン・ミカが領収書もらおうとして、「お名前は?」って聞かれたから、本名の「ミカ・アン・マリー」って答えたら領収書に「ミカン村」って書かれてた話思い出した。