下水道に巨大ワニが住んでいるという都市伝説は有名だが、それがピラニアだったらどうだろうか? と言うのも、ある家主が「何だか生臭い!」と思い下水道局を呼んだところ、なんと下水からピラニアが6匹も出てきたというのである!
・下水道で6匹のピラニアを発見!
「自宅のすぐ外の下水から妙な臭いがする」と下水道局に苦情を訴えたのは、英シュロップシャー州テルフォード市在住のバリー・ブリッグスさんだ。そして下水道局員が確認に来たところ、なんと下水道から6匹ものピラニアが発見されたのである! すでに6匹とも死んでいたが、生きたまま下水路網で元気に泳いでいた可能性もあるのだ。
・飼い主がトイレにピラニアを流す
“ピラニアに飽きた飼い主がトイレに流したため下水管に詰まった” と局は推測しているが、約15~20センチのピラニアがトイレに詰まらず流れたことを不思議に思ったとのこと。局員は「今まで下水道でいろいろな物を見つけましたが、まさかピラニアを発見するとは思わなかった」と驚きを隠せない様子だ。
・女性用パンツが何枚も詰まっていたことも!
同市で排水管が詰まり、下水道局が呼び出されたのは今年に入ってから2回目で、前回は女性用パンツが何枚も出てきたそうだ。そしてシュロップシャー州全域では、昨年に起きた排水管の詰まり4000件のうち3000件が、住民が流すべきでない物を流したことが原因で起こっている。
・下水道メンテナンス費用は年間17億円
しかも排水管の詰まりを直して掃除し、下水路網のメンテナンスにかかるコストは何と年間1000万ポンド(約17億円)にも上るのである。「トイレの排水管の太さは約10センチで、トイレットペーパーと排泄物以外の物が通るようにはできていません。なのでピラニアやパンツを流さないで下さい!」と下水道局は住民に呼びかけている。
トイレに変な物を流して、それこそ詰まって逆流でもしたら大変である。ペットをトイレに流すことはもちろん、手に余るからといって山や川に放したりしないよう、ちゃんと面倒が見れるのか飼う前に良く考えてほしいものだ。
[ロケットニュース]
http://rocketnews24.com/2014/04/14/431758/
時間の流れに任せてください
消してしまいたい過去は何処へ流せばよいのやら…