「ハグ」「hug」というと、挨拶や愛情を表現するときに欧米でよく行われるジェスチャーのことですが、中国のとある幼稚園でも先生が児童にハグをしていたそうです。
そこまではごく普通の話ですが、なんとハグ代として料金を請求していたことが判明し、大きな波紋を呼んでいます。
中国東部にある揚州市の幼稚園で請求されていた項目には、ハグ代として月に80元(約1000円)があり、それにより子供たちが先生からハグをしてもらえるというもの。
ハグをしてもらえた子供たちは良い気分を得られると、幼稚園側から保護者に伝えられたそうです。
幼稚園によると、ハグによって子供たちが自信を持ったり、愛されていると感じたりすることから、このサービスは教育の質を上げるためのトライアルであるとのことです。
これに対し地域の行政局は「請求できる根拠がない」と述べており、また支払われた料金は保護者に返却するべきであるとして、調査をする構えを見せています。
教育の質をあげるのは大切ですが、さすがにハグの費用まで請求するのはどうかなと思いますね。
[らばQ]