日本ではごくフツーでも、海外では考えられない行動。そのひとつが、「荷物を置いてカフェなどの席を確保する」ことなのだそうです。「絶対バッグとられちゃうでしょ、何で!?」って思うみたい。
この日本でありがちな行動を検証してみた、とある家族。その様子を動画「How to Save Your Seat in Japan」におさめて公開しています。検証した場所は、東京・スカイツリーにあるフードコートとスターバックス。
荷物も席も取られない
フードコートでは、席にある荷物を取っていく人は皆無。それどころか、誰も座りません。
スターバックスではノートパソコンを持ち込んで作業している人が多いことに目をつけ、ノートパソコンを開いたままテーブルに放置し、しばし席を離れてみています。
ここでも、座る人はおろか荷物を持っていってしまう人はゼロ。
店内が混み合っているにもかかわらず実験を続けるのは忍びなく、25分で切り上げたとのことでした。
動画を見て一様に驚いている様子です
動画に寄せられていたコメントは、「盗まれないなんてビックリ。特に携帯電話やノートパソコンは、アメリカだったら2~3分でなくなるよ」「私が日本を愛する最大の理由のひとつは、それほどまでに安全という点」といったもの。
ハッとして考えさせられたのは、「イギリスでは誰かが席に残るよ。(無人で荷物だけの場合)ヨーロッパだとテロの可能性もあるから」という意見。
2020年には東京オリンピックもあることですし、日本でテロが起きる可能性はゼロではないものね……。
シンガポールの人も「荷物で席取り」するらしい
もうひとつ興味深かったのは、「シンガポールではティッシュの袋か傘を置く」というコメント。
日本と同じように何かを置いて席を確保するようで、「バッグを置くときもあるけど、その場合は財布と携帯電話だけ持って、バッグには残さないようにする」とのことでした。
日本でも置いていた荷物が盗まれたり、席が取られたり、トラブルがないわけではないけれど、それでも安心に暮らせていることに感謝したいと思います。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13659792/]