交通マナーの違反が深刻な問題となっている中国の北京市で６日、信号無視をした歩行者らに罰金を科す制度が始まった。

中国では、歩行者が赤信号を無視して集団で交差点を渡る行為が当たり前のように行われ、事故や渋滞の原因にもなっている。

こうした状況を改善するため、北京市当局は６日から信号無視をした歩行者に対し、日本円で約１６０円（１０元）の罰金を科す対策を始めた。しかし、その対象は「赤信号を先頭で渡り始めた人」に限定した。

ところが、警察官や交通指導員がいても、信号を無視する歩行者らが続出。交通指導員は「歩行者が全く言うことを聞いてくれない」と話しており、交通マナーの浸透には時間がかかりそうだ。

[日テレNEWS24]
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