肛門に異物を挿入して悲劇に見舞われる話がときおり報じられるが、このたび伝えられたのは、大きなニンジンを挿入して抜けなくなってしまった男性の“トホホ”な話題。
この男性、ニンジンを挿入した理由は明らかにしていないものの、ニンジンは丸ごとすっぽり中に入ってしまい、激しい痛みに襲われて摘出手術を受けるハメになったという。
中国メディア騰訊新聞などによると、この悲劇に見舞われたのは広東省深セン市で暮らす40歳の男性。
5月中旬、男性は自ら肛門にニンジンを挿入したが、奥へ奥へと押し込んでいくうちに抜けなくなってしまった。何とか引き抜こうと悪戦苦闘するもうまくいかず、激しい痛みにも襲われるようになり、病院に駆け込んだというわけだ。
診察した福田人民医院の医師の話では、男性は訪問時、激しい痛みから顔中に汗をかいており、水腫も見られたとのこと。
男性が言うには、もともと挿入したニンジンの一部は肛門の外に出ていたそうだが、次第に滑るようにして中へ入ってしまった。
そして座っていても立っていても痛みがおさまらなくなり、ついに病院行きを決意。最初に訪れた2つの病院では処置ができず、このたび福田人民医院を訪れることにしたのだという。
医師を驚かせたのは、ニンジンがすでに男性の肛門から8cmも深く侵入していたこと。
かろうじて指で触れられるか触れられないかの深さにまで侵入しており、また、ワインのコルク栓のようにしっかりとはまり、普通に引き抜くことは不可能な状態であった。
それもそのはずで、後々手術で摘出されたニンジンは長さ15cm、直径6cmもあり、もはや“小ぶりなダイコン”と言っても過言ではないサイズだったのだ。
さて、男性の体内からいったいどのようにしてニンジンが摘出されたかだが、まず男性のへその近くに直径5cm程度の穴をあけ、指を入れてニンジンの場所を探る。
そして、場所を確認したら、ゆっくりと外に押し出す方法がとられた。しかし、この方法はニンジンが大きく、途中で挫折。続いて手術器具を用いて肛門を拡げ、1時間以上かけて何とか引き抜くことに成功したのだという。
ニンジンは一部破損しており、引き抜くさいにはかすがボロボロとこぼれ出てきたそうだ。
[引用/参照:http://www.narinari.com/Nd/20150531714.html]
やっぱり中国だ。