368 おさかなくわえた名無しさん :2011/07/23
ありがちだけど、傘を貸してくれたお姉さん。
本当に本当にありがとうございました。
なんか、また会える、なんて勝手に思って、お名前も聞けなかった。
あれから1年くらいたつのかな。今でも感謝しています。
その日、会社を出ると、山手線がなにかの事故で止まっていた。
1駅歩けば乗換できるので、
雨の降る中、次の駅まで歩いていたら、慣れない道だったので迷ってしまった。
オロオロしてたら、途中で追い越したお姉さんがこっちにきた。
すんません、○○駅ってどう行ったらいいですか?涙
ってな感じでテンパッている私に、
道を教えてくれるばかりか、
途中まで一緒だから!と傘に入れてくれた。
さっき追い越していったよね?傘さしてなかったから、ちょっと気になってたんだ!って、
明るく笑ってくれた。
お姉さんの家まで来たところで、御礼を言って別れようとすると、
うち傘あまってるから!って言って、
わざわざ部屋に戻ってまで、綺麗な傘を持ってきてくれた。
家から遠ざかっちゃうのに、次の駅の近くまで、一緒に歩いてくれた。
ズボラで、すぐに傘を買ったり無くしたり捨てたりする私だけど、
あなたのくれたビニール傘は、今でも玄関に置いています。
今更だけど、本当にありがとう。
田舎から出てきたばかりの私には、
東京で出会えた不意打ちの優しさでした。
ありがとう。
[alfalfalfa]