いじめ問題に体罰問題、何かとフィーチャーされやすい学校の問題。陰に潜む生徒のいじめ、そしてそれを指導したことで今度は教師が「体罰」だと言われると言う無理ゲー状態の教育現場ですが、そんな現場のリアルな学級崩壊の様子がTwitterにアップされ10000リツートされるなど反響を呼んでいる画像があります。見た目は普通の授業だが、何か様子がおかしい。
見事に築き上げたペンの塔。いったいどれぐらいの時間がかかったのか、少なくとも10分ぐらいかかるだろうか。それより教師がこの状況に全く気付いていないと言う状況もなかなかカオスだ。もしくは気づいてはいるがなかなか注意することが出来ず、自分の中で葛藤しているだけなのかもしれないが、もしそう言う状況であればこのクラスの状況は末期だ。
注目すべきはペンの塔だけではなく、周囲の生徒がこの塔に集まり席を離れ放題となっており、それがまかり通ってしまっているというまさにここで今、学級崩壊が起きているのだ。
もちろん、この後先生が注意してペンの塔が崩壊するというシナリオもあるが、反面生徒の怒りを買う事になりリスクは高い。トラブルを防ぐため、やはりスルーするのかもしれない。
このような状況は今に始まったことではないのだろうが、このように明るみに出てくると、何ともいい難い気持ちに襲われる。
教師は数学を教える以前に、もっと重要なことを生徒に教えるべきではなかろうか。
[秒刊SUNDAY]