セブン-イレブンのサンドイッチがインターネット上で話題になっている。きっかけは、12日にツイッター上に投稿されたひとつのツイートだ。
「セブンだけはこんな事しないと思ってたのに……」
そんなつぶやきと共に、2枚の写真も公開されている。1枚目は、トマト、レタス、ハムと、厚焼きタマゴが入ったサンドイッチの写真。
2枚目は、パンをはがして中身を出した状態の写真だが、厚焼きタマゴの様子が不自然すぎる形で収められており、その様子が物議を醸しているのだ。
表から見る限りでは、パンいっぱいに厚焼きタマゴが挟んであるかのように思えるが、開いてみるとまるでハリボテのような状況だ。
このツイートは瞬く間に拡散され、実際に同商品を購入して確かめる人も続出。
さらに、弁当も上げ底や2重パッケージなどになっている商品があるといった報告も相次いだ。昨今、セブンの弁当やパンなどは、リニューアルするたびにサイズが小さくなったり、内容量が減るという不満がネット上を駆け巡るようになっている。
セブン-イレブン広報部にネット上の批判をどう受け止めているのか聞いた。
-そもそも、なぜ大きな卵焼きではなく、このようにいびつな形で入れることになったのでしょうか。
セブン広報部:これがこの商品の企画であるとしか申し上げられません。
-弁当なども上げ底や二重パッケージになっていることが批判されているが、それも把握されていますか。
セブン広報部:把握しています。しかし、リニューアル時の容器の変更は、輸送時などの耐久性、陳列しやすさを考慮したり、プラスチックごみ削減のために薄くしつつ2枚重ねにすることで強度を高めるという工夫の結果です。
実際に買った「厚焼たまごミックス(税込334円)」
セブンに限らず、原材料の高騰などにより商品の価格維持が難しくなると、メーカーは値上げか内容量を減らすかを選択せざるを得ない。
内容量を減らして価格を据え置く“実質値上げ”はは、かつては企業努力として評価する向きも多かったが、いまや“ステルス値上げ”などと揶揄され嫌われるようになっている。
もちろん、値上げが好ましいという人はあまりいないと思われるが、正々堂々と「企業努力だけでは吸収しきれないので、値上げいたします」と公言する企業のほうが、好印象を持たれる傾向がある。
セブンの弁当類は、以前から競合他社に比べて味の評判は比較的良いものの、「高い」「量が少ない」という声が多かった。
それでも、女性を中心に“量より質”を求める客には受け入れられていたが、最近は内容量が減っているとして女性客からも不満が上がりつつある。今後、セブンがどのような方向性に進むのか、注目したい。
[via:Business Journal]
https://biz-journal.jp/2020/10/post_185614.html
まるでハリボテと話題
商品棚に置かれた状態で見える断面の卵焼きはわずか数ミリ程度の厚さで、まるでフェイク。
中央部に配置された本体?の卵焼きはなんとも心もとないサイズで、結果的にできた大きなすき間には代わりの具材が配置されるでもなく、ぽつんとケチャップのシミが…。
ここまで余白の美を感じるサンドイッチはなかなかお目にかかれない。
投稿を見たSNSユーザーたちは
「これじゃあちょっとだけたまごサンドですね」
「これ本当ならまずいですよね… テレビ番組で他社のコンビニとスイーツの合格とか競ってる場合じゃないと思いますが…」
「なんか がっかり あれだけ色々注目されてるのに 旨い 不味い 以前の問題かと」
などと一様にあきれぎみだ。
このサンドイッチは果たしてどのような意図で企画、製造されているのだろうか?セブン&アイ・ホールディングスの担当者にお話をうかがってみた。
セブン側は真摯にお詫び
-今回話題になったサンドイッチはどの商品に該当するでしょうか。
担当者:「厚焼たまごミックスサンド」と思われます。
-卵焼きを断面側と内側にあえて2つに分けておられる理由をお聞かせください。食感の向上のため、それぞれ味付けが異なるためなどいろいろ想定してみたのですが…。
担当者:サンドイッチは四角にサンドしたものを対角線でカットして製造するのですが、その際に、中央に配置されるべき厚焼たまごの位置が少しずれたままカットしてしまったようです。
-ということはこの商品がすべてハリボテのような構造になっているわけではないんですね。
担当者:はい、このようなケースがあったというお声はこれまで無かったのですが…。
-SNS上では「卵焼きの量をごまかすためではないか」という否定的な意見も寄せられておりましたが御社としてのご見解をお聞かせください。
担当者:今回ツイートを投稿されたお客様に対してはたいへんご迷惑をおかけし、お詫び申し上げたいです。
お話をうかがうにあたり「こんなインタビューにまともに回答してもらえるだろうか…」と心配していたが、想像をはるかに超える真摯なご回答をいただき、かえってこちらが恐縮してしまった。
その後、他社の事例も含め調査すると、今回のような事態はサンドイッチという商品を製造する上でごくまれに発生してしまうことがわかった。
メーカーには検品をより一層徹底していただきたいが、お客の側もサンドイッチを購入する際は全方向からよく中身を確認してからにしたほうがいいかもしれない。
[via:まいどなニュース]
https://maidonanews.jp/article/13849360
ネットの反応
・今に始まった事ではない。
・「あぁ、でしょうね。セブンですもの」くらいの感想。
・命名、ハリーボッティ玉子サンド。
・ケチャップのしみってワロタ
・セブンの常套手段じゃん
・担当者の言い訳も酷い。
・わざわざ分割した厚焼き玉子を配置している時点で、断面部分にだけ玉子を見えるように配置しようという狙いが見て取れる。
・器用な事するねー 後から言われる事分かれよ
・中央に配置される卵焼きがズレてあんな状況になるなら完成品はどういった断面図を予想されていたのか更に疑問なんだけど?
・なんというか余裕って感じのテンプレ回答ですね。これだけ見え透いた嘘を言っても2位を大きく引き離す業界1位なのが憎らしいですね(笑)
・コンビニのサンドイッチって凄い割高感ある。300円とか出すならほかの物買った方が良いかもね。
・中に四角い卵焼きはいってるし全然まし
・どこもそうだよね。切り口の見える所にこれでもかっ!って位具材をかためて配置、奥側はサッパリって感じ。
・ローソン街かど厨房の厚切りカツサンドも同じ。
・「玉子焼きミックス」が改悪された結果w
・ローソンやファミマなど他のコンビニが良心的、セブンは客のことを考えず利益優先に感じて不快を感じる。
・ファミマのタマゴサンドは更に酷い。タマゴの量は以前の半分くらい。
・セブンの弁当は詐欺じゃ
・サンドイッチだけではない 弁当を逆さにすると奇妙なほど巧妙に底上げされている
・コンビニのお弁当は薄っぺらいっすねw
・トレーなんかも底上げが当たり前、企業努力かな?
・あげ底のうえに薄っぺらいコンビニ弁当はどこでも同じなんだけど、セブンイレブンはとくにひどい。
・おにぎりも新発売する度に少しずつ量は減らして値上げしてるもんな…
・おにぎり、肉まんが値上がりしてるね許せぬ
・セブン製造の期間バイトに行ってたが、パートさんも目を光らせてるとはいえ外人だらけのラインは結構いい加減
・検品してどうこうなるモンでも無いやろ?こんなん製造レシピがこう作れって指示されて出来てるんだから製造工場ラインの問題より、開発企画ラインに悪意があるやろ?
・数ヶ月おきにやる、「以前より美味しくなりました」って新商品は「パッケージを分からない程度、小さくして。上底にしたうえ、値段を上げときました!」って、事だからね。
・最近は弁当・総菜系だけでなくPB商品全般お菓子や、日用品にもこっそりリニューアル(減量・値上げ)が見られる。
・ぼられてる感( ;∀;)
・コンビニでは700円以上を使わす仕組み
・全く同じ商品でドラッグストアーのほうが断然安い。そのうち客離れになるのも時間の問題では?
・製造メーカーが出した企画商品でしょ。コンビニなんか目新しい商品しか売れないんだから、こんな商品も出るよ。
・客の食い物を削ってセブンペイの穴埋めしてるんだよね
・セブンの言い分ではこれが正解なのかな?