【1】朝風呂に入る
「人の体臭は風呂に入ってから約12時間後には臭いだします。早い人だと6時間でもう臭う場合も。人前に出る時間から逆算して、なるべく体臭が出づらいタイミングでお風呂に入った方がよいです。お風呂が難しい場合はシャワーを浴びるだけでも違います」
【2】昼休みにはボディシートで体を拭く
「どうやっても臭いは出てきてしまうので、昼休みにはワキ、首、胸、耳の後ろから頭全体、股間を大きめのボディシートで拭きます。ワキには『Ag+』(資生堂)の無香料スプレーを愛用しています。僕にとっては一番、効きますね」
【3】衣服の洗濯に漂白剤を使う
「体臭が衣服に移ったまま、とれなくなっている人が少なくありません。普通の洗剤では汗と脂を洗濯できません。酸素系の漂白剤『ワイドハイターEX』(花王)や『手間なし ブライト』(ライオン)だったら洗剤と一緒に入れておくだけです。これらを加えるだけで、衣服から臭いはきれいにとれます」
【4】加齢臭対策用の石けんを使う
「脂が酸化することで臭う加齢臭は、普通の石けんではとれませんから、対策成分のポリフェノール類が含まれる石けんを使ってください。『柿渋ファミリー石鹸』(ペリカン石鹸)が1個200円弱と安いですし、どこでも買えるので愛用しています。体はゴシゴシこすらずに、石けんの成分が肌に残るよう泡で優しく洗ってください。髪を洗うときは地肌もしっかり。電車の中で臭いが気になる場合は、たいがい頭から臭っているんですよ」
以上は臭いを自覚してからの対策だが、もっとも難しいのは、自分が臭っているのかどうかを知ることだという。臭いに敏感な人と、気軽にコミュニケーションをとれる関係性を気づいていることが大事だ。結婚していれば妻だったり、気の置けない幼なじみや親せきと付き合いが続いていれば、そういう人に尋ねるのもよいだろう。
誰にも、自分の臭いについて聞く勇気が出せないなと思ったら、使っている枕カバーの臭いを嗅いでみるといい。もし、枕カバーが臭うようだったら、あなたもニオイ対策を始めるタイミングだ。
[ポストセブン]
http://www.news-postseven.com/archives/20130526_190584.html
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