「将来、結婚して子供を産んで育てたいのですが、一度も男性と付き合ったことがないのです・・・」
彼氏がいてもおかしくなさそうな学生からこういう相談を受ける機会は多いのです。出会い方はどうであれ、恋愛というものがなければ結婚にはいたらないはずなのですが、その恋愛経験が、ないのです。
流行語大賞に2年連続ノミネートした「婚活」という言葉の生みの親の一人であり、最近、20万部のベストセラー『「婚活」時代』(山田昌弘氏との共著ディスカヴァー・トゥエンティワン)の続編、『「婚活」症候群』(共著者、出版社同じ)を発表した白河桃子さんに聞いてみました。
「まず、“交際相手がいない問題”ですが、興味深いなと思ったのは、政府が発表するデータなどと合わせてみても、連動している点です。政府の調査では恋人がいる未婚者は女性4割男性3割です。今までも、男子が非モテというデータはありました。
ただ、女子も大変です。最近は、女子校育ちの学生で、交際経験がないまま大学生になっていて、女子校の頃と同じように男子と距離をとっているケースなどをよく見かけますね。新興女子進学校などにその傾向を感じます。
また、母親が性に対して潔癖で、男子との距離をおくように教育しているケースも。だから、美人で性格がよくても彼氏がいないという問題が起こるのです」
さて、この恋愛不毛地帯をどうすればいいでしょう。
プラトニック
画像Berryz工房の夏焼に見えた