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「首をチョンと切るぞ」てるてる坊主の歌詞に隠された秘密

2019/07/17

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うっとうしい雨が続く季節ですね。「あしたは晴れてほしいな」と思って、『てるてる坊主』の歌の一節を思い浮かべる人もいるでしょう。

「てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ」と始まるこの歌は、長野県池田町出身の浅原六朗(鏡村/きょうそん。1895-1977)が作詞しました。

小説家や大学教授でもあった浅原が作詞した童謡は、生涯でこの1作といわれています。この歌詞にメロディーを付けたのは、多くの童謡や流行歌を作曲した中山晋平(1887-1952)です。

この『てるてる坊主』の歌詞は、よく読むと、味わい深くもあり、少し怖くもあります。そして、ちょっとした秘密もあります。

晴れたら「金の鈴」と「あまいお酒」

童謡『てるてる坊主』は3番まであります。前半の歌詞はいずれも、耳と目になじみ深い「てるてる坊主 てる坊主 あした天気に しておくれ」です。

1番の後半は「♪いつかの夢の 空のよに 晴れたら金(きん)の 鈴(すず)あげよ」、2番の後半は「♪私の願(ねがい)を 聞いたなら あまいお酒を たんと飲ましょ」となっています。

「あした晴れたら、てるてる坊主に、金の鈴をあげるし、願いを聞いてくれたら、あまいお酒を飲ませてあげるよ」という内容です。

曇りだったら、首をちょん切られる?

問題は3番の歌詞。「♪それでも曇って 泣いたなら そなたの首を チョンと切るぞ」とあるのです。この「泣いたなら」は「雨が降ったら」ということです。これは穏やかな事態ではありませんね。

特にこの歌が童謡であることを考えると、かなり違和感があります。この3番の歌詞については、浅原の知人が浅原に尋ねたことがありました。どうして、このような歌詞にしたのか、と。

「子供というのは、トンボの首をはねたり、セミの羽をむしったり、カエルをいじめたり、そうした残酷なことをするから、かまわないよ」浅原はそのように答えたそうです。

『てるてる坊主』が発表されたのは1921(大正10)年。現在とは違う価値観も、背景にはあったでしょう。

「幻の1番」があった!

『てるてる坊主』には、実は「幻の1番」がありました。そこには「もしも曇って 泣いてたら 空をながめて みんな泣こう」という歌詞が出てきます。

この歌詞が本来1番だったのですが、1923(大正12)年に楽譜を出版する際、削除されました。『てるてる坊主の歌』だった歌の題名も、このときに『てるてる坊主』に変えられています。

1番から「曇って泣いていたら(雨が降っていたら)、みんなで泣こう」では、なんだか調子が出ないと考え直したのか、この1番を削除して、2番以下が繰り上げられました。ただし、この判断を誰がしたのかは、わかっていません。

「そなたの首をチョンと切るぞ」がある、現在の3番を削除して、この「幻の1番」を3番にしてもよかったのでは!? と思う人もいそうですが、実際にはそうはならなかったのです。

ふるさとへの思いが『てるてる坊主』を生んだ

『てるてる坊主』の歌詞は、浅原が池田町を訪ねる前日に浮かんだといいます。長野県松本市を散策していた浅原は、5歳まで過ごした生まれ故郷の池田町に行くにあたって、天気が気になったのです。

「あしたは晴れてほしい」という思いが望郷の念と重なって、詞が浮かんだと、自伝に書いています。

大正、昭和、平成、そして令和と、時代は移り変わっても、人々が天候を気にかけて、ふるさとに思いを寄せる気持ちは変わらないのかもしれません。

[via:ウェザーニュース]
https://news.livedoor.com/article/detail/16779488/

本当は怖い 童謡わらべ歌

・通りゃんせとかずいずいずっころばしが有名だよね。
・まぁ不気味な歌だよね
・「てるてる坊主」の生贄説…
・童謡とかは子どもたちへの戒めや注意喚起のために作られてるからね
・花いちもんめは人買いの歌だっけ?
・日本のわらべ唄ってマイナー調のせいかぞくっとするのが多い
・「かごめかごめ」の歌詞に実は意味があって、流産した女性の歌などの諸説があることを知り驚いた。
・かごめかごめは徳川埋蔵金のありかだとか色んな説があるよね
・赤い靴は人身売買を歌ってるよね。
 >赤い靴は確か未婚の母が娘を宣教師として異国からやってきた夫婦に養女として預けた歌だったと思う
 >病気がちの娘を裕福な宣教師夫婦に託したって曲
・あんたがたどこさ 食べられたのは子供説…。
・「行きはよいよい 帰りは怖い」ってどういうこと!?怖いよ!
 >方言で「こわい」は「つかれる、大変」って意味があるんだよ。だから帰りは大変だって意味
 >セックスするのは気持ち良いけど、それで子供が出来て産むのは大変みたいな意味だって古文の先生が言ってた。もともとお宮(子宮)とか参道(産道)とか、神社は女性の身体を表してると言われてる。鳥居はその入り口で、女性器の象徴とか。
・ドングリコロコロも実は池に落ちてしまった子供の事を歌ってると聞いたことがある
・「しゃぼん玉飛んだ 屋根まで飛んだ」
・シャボン玉は野口雨情の子供が亡くなった時に作った歌だからね
・「屋根まで飛んで、壊れて消えた 」
・シャボン玉ってそういう意味があったんだ…確かに2番の、うまれてすぐに壊れて消えたって歌詞がシャボン玉なのに何故「うまれて」なんだろ?って疑問に思ってた。
・めだかの学校 亡くなった子ども達が三途の川で遊んでいる様子を歌っている
・チューリップの歌はやっと遊女として並べることになった喜びの歌 ちなみに蝶々は男のこと
・蝶と花があったら男と女に重ねがちというのはよくわかった。
・さっちゃんはバナナを食べてる途中で事故にあったからバナナを半分しか食べられなかったって説もあったな
・グリム童話も相当怖い
・赤とんぼ=ゼロ戦説あり
・アルプス一万尺が実はすっごく下品な歌っていうのは知ってる。

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