「彼はまるで彫像のようにじっと座って、友の亡骸を守っているように見えました」。
日曜の朝、米ダラスの道路を車で移動していたフローレスさんは、心の痛む光景を目撃した。
白いグレート・ピレニーズが道路の横にある草地にじっと座っている。傍らには動かないもう一匹の犬。道路には血が流れており、車に轢かれた友だちを彼が草地まで移動させたのだろう。
フローレスさんがその光景を撮影し、SNSに掲載すると、その情報を元にダラスの動物愛護家であるフェネルさんが現地へ向かうと、まだその犬は友の隣に居続けていたと米放送局NBCや英紙デイリー・メールなどが伝えている。
友だち思いのグレート・ピレニーズは、首輪もなく、マイクロチップなどもつけられていなかった。
「きっとこの近くで友だちを作ったのでしょう」と語る愛護家のフェネルさん。
彼女は、生き残った犬を救うべく、ダラスのシェルターへと連れて行くことに。現在引き取って貰える家庭を探しているという。
[引用/参照/全文:http://www.narinari.com/Nd/20151134637.html]