“16歳の少女の誕生パーティーの情報が広まり、3000人が家に集まってしまった” といった Facebook がらみの珍事件は、今までいくつか報道されてきた。そんななか、アメリカで強盗をはたらいた男が「押し入った家のパソコンで自分の Facebook をチェックした後、ログアウトし忘れて御用」となる超お間抜けな事件が発生したのである!
・住宅街で強盗事件が発生
事件が起こったのは雨が降りしきる今月19日、米ミネソタ州サウスセントポールの住宅街。26歳のニコラス・ウィッグが、窓からジェイムズ・ウッドさんの自宅に押し入り、現金とクレジットカード、時計を盗み逃走した。
帰宅してすぐに自宅が荒らされていることに気づいたジェイムズさんは、なぜか彼の物ではないナイキのスニーカーとジーンズ、ベルトを床に発見。どれも雨でびっしょり濡れていたという。
・Facebook をチェックしてログアウトし忘れた犯人
しばらくして彼がパソコンで Facebook を見ると、見慣れないページが開いているではないか。なんと犯人は、強盗に入った家のパソコンで自分の Facebook をチェックした後、ログアウトし忘れていたのだ!
・犯人からメールが!
ジェイムズさんは「この男が自宅に押し入ったので情報を提供してほしい」とコメントを添えて、電話番号と犯人の写真と共に Facebook に投稿。すると何とウィッグ本人からメールが届いたのである!
ジェイムズさんは「昨晩君は僕の家にいくつか所持品を残して行ったけど、どうやって返却したらいい?」と返信。そして犯人に衣類を返すために、その夜二人は会う約束を取り付けたのだ。
・ジェイムズさんの自宅付近で逮捕
待ち合わせ時間前に友人宅にいたジェイムズさんは、帰宅途中に自宅付近でウィッグらしき人物を目撃。彼はただちに警察に通報し、犯人はその場で御用となったのだ。ウィッグは逮捕時に盗んだ時計をはめていたとのことで、有罪判決を受ければ2万ドル(約200万円)の罰金と服役10年の刑が待っているそうだ。
Facebook で犯人が分かった時点で、なぜ警察に連絡しなかったのだろうか。待ち合わせた時に犯人に襲われる可能性も十分あったわけで、被害者もかなり無用心な気がしてならない。
[ロケットニュース]
http://rocketnews24.com/2014/06/30/458766/
マヌケ過ぎる
バカとしか言い様がない