香港の航空会社キャセイ・パシフィック航空の労働組合が、5%の賃金アップを要求しています。
面白いのが、もしこの要求が受け入れられならば、変わったストに出る発表をしていることです。
ストに参加しているほとんどが接客をする乗務員なのですが、要求が受け入れられないなら、乗客に対して笑顔をやめると主張しています。
笑わない接客業というのもつらいところですが、サービスの内容も変更すると言い、アルコールや食事などの機内サービスも提供しないことが含まれています。
まだこのストライキが敢行されるかは決定ではないようですが、ストに突入した場合、乗客はとりあえず目的地には到達できるものの、5つ星くらいの料金を支払いながら、3つ星程度のサービスしか受けられないことになるようです。
欠航よりはましかもしれませんが、仏頂面で働いているキャビンアテンダントというのは、さすがにイヤですよね。
[ロイター]