ある一冊の本が、多くの海外ネットユーザーに衝撃を与えている。その本のタイトルは、ズバリ『Semenology: The Semen Bartender’s Handbook』!Semenologyとは「semen(精液)」と「-ology(~学)」という単語を組み合わせた造語であり、あえて訳すなら「精液学」である。つまり本のタイトルは、「精液学:精液バーテンダーのハンドブック」となるわけである。
著者であるPaul “Fotie” Photenhauerさんは、本のなかで人間の精液を飲むことの利点について細かく説明しており、「この本は、異国のフルーツジュースや珍しい酒精(しゅせい)を超える材料を探すバーテンダーにとって、究極のハンドブックです」と述べている。
そしてさらには、豊富な精液カクテルレシピに加えて、精液の貯蔵方法や風味をアップさせる方法まで説明しているというから、これは「究極の精液ハンドブック」と言われても納得の出来である。それではなぜPhotenhauerさんは、これほどまでに精液の摂取を勧めているのだろうか?
彼の主張によると、精液の複雑な性質はワインやチーズに匹敵するほど素晴らしいものらしい。また精液には、特別調味料 “人間の味” も加わっているとのこと。えっ、これを聞いてもなお、精液を飲むなんてまっぴらごめん?それでは、Photenhauerさんの以下の言葉にぜひ耳を傾けていただきたい。
「人間はありとあらゆる変なものを食べています。卵はニワトリの月経ですし、牛乳は牛の乳房からの排泄物です。精液は……少なくとも新鮮で、誰が生産者か分かるじゃないですか」
なるほど、なるほど!そう言われてみれば、そうですな!これまで様々な研究で精液には多くの効能があることが発見されているし、これはもしや「精液健康ブーム」が起きるかも!?
そんな浅はかな予想とは裏腹に、Photenhauerさんは次のようなとっても大事な言葉を最後に言い残している。
「私は精液を決して食べたり、飲んだり、調理したりしません。その精液を作り出した相手が、セックスしたい相手でない限り!」
[Huffington Post]
http://rocketnews24.com/2013/04/16/317523/
鍋に入れた
もちろん俺は食わない