人生最後の日まで、愛する人と寿命を迎えることができたなら、どんなに幸せなことでしょう。
不可能とさえ思うほど叶えにくい希望ではありますが、なんとアメリカで生年月日が同じな上に75年間連れ添った夫婦が、1日違いで亡くなったというニュースがありました。
レス&ヘレン・ブラウン夫妻は、友人や親せきの誰もが認めるほど、お似合いのカップルだったと言い、75年目の結婚記念日を迎えたばかりでした。
2人とも1918年の12月31日生まれと年齢も誕生日も同じで、高校時代からの付き合いだったそうです。
今年の7月16日に妻のヘレンさんが亡くなり、夫のレスさんは翌日の7月17日に亡くなりました。94歳でした。
2人は高校時代に出会い、両親から大反対を受けて1937年9月19日に駆け落ちしたそうです。
長男のレス・ジュニアさんは「2人は75年間、毎日一緒に過ごしていた」と語り、末っ子のダニエルさんは「母は『レスが死ぬところを見たくない」、父は『ヘレンなしには生きていたくない』が口癖だった」と語っています。
パーキンソン病だったレスさんと、胃がんだったヘレンさんのお葬式は同時に執り行われたとのことです。
ここまで連れ添えたならきっと本望だったのではないでしょうか。うらやましくもロマンチックな愛のストーリーでした。
[らばQ]
http://labaq.com/archives/51798153.html
羨ましい!