飲み会などで初めて会った相手に、「私、人見知りなんです…」と前置きされると、なんだか無理に話しかけてはいけない気がしてたじろいでしまうこともしばしば。人見知りを自認している人、案外多いのではないだろうか。
幸いにして筆者は初対面の人と話すのはまったく苦にならないので遠慮なく話しかけてしまうのだが、それが相手に負荷を与えているとしたら不本意すぎる。それに、せっかく「いい!」と思った女性と出会えても、人見知りという見えない壁にチャンスを阻まれてしまうのは、こちらとしても非常に残念だ。
「いや、むしろ人見知りだったり恥ずかしがり屋だったりする人こそ、こっちから積極的に話しかけた方がいいというデータもありますよ」
そう語るのは、心理学者の内藤誼人先生だ。いったいどういうことか?
「米カリフォルニア大学の心理学者マシー・フェインバーグ氏が、次のような興味深い調査を行っているんです。フェインバーグ氏は複数の被験者に、人前で“私の恥ずかしい思い出”をテーマにスピーチをさせ、その姿を分析しました。それと同時に、被験者に心理テストを実施し、対人関係の得手不得手を調査したところ、他人とのコミュニケーションに苦手意識があったり、恥ずかしがり屋な傾向が強い人ほど、内心では他人とのつながりや出会いを欲していることが明らかになったのです」
内藤先生によれば、人見知りとは「自分の良さを伝えたい」「悪い印象を与えたくない」という気持ちの裏返しで、むしろ「他人にどう思われようが関係ない」と割り切っている人よりも、人間関係を大切にしているケースが多いという。
「ですから、一見内気だったり、口数が少なかったりする人でも、上手に会話をリードして緊張を解きほぐしてあげれば、意外と深く心を開いてくれるかもしれませんよ」
とはいえ、ぐいぐい行きすぎて不快感をもたれてしまっては元も子もない。初対面なら相応の距離感やマナーは大切に。
[R25]
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20130501-00029566-r25
亀井絵里でしょう
この画像の子は誰?