「希望の党」代表の小池百合子氏は2017年10月15日、東京23区から希望の党公認で立候補した伊藤俊輔氏の街頭演説に駆けつけた。
演説場所のJR町田駅前には商業施設が並んでおり、東急ハンズや、家具・インテリア量販店大手「ニトリ」など大型小売店も多い。
選挙カーにあがった小池氏は聴衆を見回しながら「町田のみなさん、こんにちは。あちらの東急ハンズにもたくさん、駅にも、こちらにもあちらにも、ありがとうございます」と手を振った。
そして徐々に熱を帯びた演説で、最後にこんな発言をしていた。
発言は 5:40~
「この東急ハンズにも、ニトリにも、いろんなものが売っていますけど、ちょっと足りないのが希望。昨日よりも今日、今日より明日がきっと良いと、そうみんなが思える希望」
すると18日、東急ハンズの公式ツイッターが
東急ハンズでは、お客様の「希望」を叶えたいと、スタッフ一同がんばっています。それは、ニトリさんも一緒だと思います。もちろん、これからもずっと、がんばります。
— ハンズ公式 (@Hands_official_) October 18, 2017
「東急ハンズでは、お客様の『希望』を叶えたいと、スタッフ一同がんばっています。それは、ニトリさんも一緒だと思います。もちろん、これからもずっと、がんばります」
と投稿した。
小池氏の演説を見聞きしていたであろうユーザーからは
「大人の対応ステキ」
「スマートな返し!!惚れ惚れするねぇ」
「企業の公式アカウントとして理想的対応に感心する」
「同じ緑色なのにね~」
といったリプライ(返信)が続々と寄せられた。「めっちゃ大好きなお店です!」「頑張れ」「ハンズさんやニトリさんには、いろんな希望をかなえるツールが沢山有りますよね」など激励も相次いでいる。
東急ハンズのツイッターはこうしたリプライの大半に「本業でしっかり頑張ります!」「これからも『大好き』と言っていただけるようにがんばります!」「同じ緑をテーマカラーにしておりますし、お互いにがんばりたい、という感じです」と再リプライを送っている。また、反響の広がりから「お騒がせして申し訳ありません」との投稿もしていた。
[via:http://news.livedoor.com/article/detail/13771428/]
ハンズにあって希望の党にないもの【ワクワク感】
この発言に対し、ネット上では「ハンズやニトリに行ったらわくわくするし、ほしいものを見て希望を感じる」「民間企業の名前を出して攻撃するのは、ちょっとどうかと思う」などの意見が上がっている。
東急ハンズ広報グループは20日、取材に「当初は静観していたが、当店の愛用者の方々からツイッターにコメントをいただいたので、それに応える形で投稿した。ものだけではなく、創造的な生活文化を提供していきたい」と答えた。
ニトリ広報部は「発言は特に批判的なものだとは受け取っていない。これからもお客様に希望を持っていただける商品を提供していきたい」と話している。
[via:http://www.sponichi.co.jp/society/news/2017/10/20/kiji/20171020s00042000149000c.html]